事務所ブログ

2015年6月29日 月曜日

【相続・遺産分割】預金はどうなりますか?

「相続が起きた場合、遺産分割手続の中で預金はどう扱われますか?」

 法律的な理屈で言えば、預金等については、相続開始と同時に当然に法定相続分で分割されることになっていて、原則として遺産分割の対象にはなりません。
 ただ、相続人全員が遺産分割の対象とするということで合意をすると、遺産分割の対象として話合いによることとされています。

 実際には、預金等も含めて遺産分割協議をすることが多いと言えますが、相続人間で争いのある場合ですと、預金等を遺産分割の対象にすることの合意ができないケースもあります。

 横浜・関内で、相続・遺産分割でお困りの方、まずは、弁護士法律相談を受けることをお勧めします。
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投稿者 星原法律事務所 | 記事URL

2015年6月22日 月曜日

【遺言】相続させようとした人が先に亡くなるとどうなりますか?

「遺言書を作ろうと思っています。先祖代々の土地を守ってもらいたいので、『土地を長男に相続させる』ことにしようと思っていますが、気がかりなのは、長男は病気がちなことです。万が一、長男が私より先に亡くなってしまったら、どうなるのですか?長男には子どもがいるので、孫(長男の子)に相続されますか?」

 遺言は、遺言者が死亡した時からその効力を生じることになります。
 ですので、遺言者が亡くなった時点で既に長男が亡くなっていれば、遺言書のこの部分は効力を生じないということになってしまいます。

 もっとも、遺言者が長男の子ども(自分の孫)にこの土地を相続させる意思を持っていたとみるべき「特段の事情」があれば、長男の子どもが相続すると判断されることもありえます。
 ですが、遺言書の解釈をめぐって争いが起きてしまうのは避けられないように思います。

 遺言書を作る時点で、「もし長男が先に亡くなったら、孫に相続させたい」とお考えなのであれば、遺言書に「長男が遺言者より先に死亡した場合は、土地は長男の子に相続させる」などといったことを記載しておくことをお勧めします。
 このようにしておくことで、無用な争いが起きるのを防ぐことができます。

 横浜・関内で、相続・遺言でお困りの方、まずは、弁護士法律相談を受けることをお勧めします。
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投稿者 星原法律事務所 | 記事URL

2015年6月17日 水曜日

【相続・遺産分割】法定相続分と違う割合でいいのですか?

「父の相続のことです。これから話合いをする予定ですが、相続分については法律で『法定相続分』というのが定められていると聞きました。この法定相続分を守って話合いをしないといけないということですか?」

 被相続人(亡くなった方)は、遺言で相続分を指定することができますが、法定相続分と違う割合を指定することもできます。
 ですので、遺言書があって、その中で相続分が指定されていれば、基本的には、法定相続分ではなく、遺言で指定された相続分で相続することになります。

 遺言書がなくて遺産分割協議をするときについても、相続人全員が納得して法定相続分と違う割合で分割するというのであれば、それは認められています。
 ですので、この場合も、法定相続分と違う割合で相続することになります。

「法定相続分に違反してはいけない」というものではありません。

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2015年6月12日 金曜日

【相続】法定相続分はどうなっていますか?

「父の相続のことです。今まで話合いをしてきませんでしたが、この度、分割協議をすることになりました。もめたくないので、法律の定める相続分のとおり分けようと思います。どういう割合になっていますか?」

 相続人の範囲だけでなく、相続分についても法律で定められています。

①第1順位・・被相続人の子
 被相続人の配偶者と子が相続人になったときは、配偶者が2分の1、子が2分の1になります。
 子が数人いれば、子に割り当てられている2分の1を原則として均等に分けることになります。

②第2順位・・直系尊属
 被相続人の配偶者と直系尊属(父母などのこと)が相続人になったときは、配偶者が3分の2、直系尊属が3分の1になります。
 同じ順位の直系尊属が数人いるときは、直系尊属の3分の1を均等に分けることになります。

③第3順位・・兄弟姉妹
 被相続人の配偶者と兄弟姉妹が相続人になったときは、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1になります。
 兄弟姉妹が数人いるときは、原則として、兄弟姉妹の4分の1を均等に分けることになります。
 ただし、半血兄弟姉妹と全血兄弟姉妹がいるときは、半血兄弟姉妹の相続分は全血兄弟姉妹の半分です。
 半血兄弟姉妹というのは、亡くなった被相続人と父母のうち一方のみを同じくする兄弟姉妹のことです。
 全血兄弟姉妹というのは、父母ともに同じ兄弟姉妹のことです。

 ちなみに、この法定相続分は、昭和56年1月1日以降に開始した相続について適用されることになっています。それより前に開始した相続については割合が異なっていますので、「いつ相続が起きたか」ということも確認する必要があります。

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2015年6月 9日 火曜日

【相続】誰が相続人になるのですか?

「父が亡くなって相続になりました。二男の私としては母や長男と話をしようと思っていましたが、長男はともかく、長男の妻や子ども、さらには伯父(父の兄)まで口を挟んできます。そもそも父の相続では、誰が相続人になるのですか?」

 相続人の範囲は法律で定められています。

 亡くなった方(被相続人)の配偶者は常に相続人になります。
 その上で、配偶者以外の親族は、次の順序で配偶者と一緒に相続人になります。
①第1順位
 被相続人の子。
 被相続人の子が既に亡くなっているときなどは、さらにその直系卑属(子や孫などのこと)になります。これは代襲相続といいます。子も孫もいるときは、子が相続人になります。
②第2順位
 第1順位の人がいないときは、被相続人の直系尊属(父母・祖父母などのこと)。父母も祖父母もいるときは、父母が相続人になります。
③第3順位
 第1順位の人も第2順位の人もいないときは、被相続人の兄弟姉妹。
 その兄弟姉妹が既に亡くなっているときなどは、さらにその子が相続人になります。

 上のケースでは、被相続人(お父様)を中心にみると、相続人は、妻と子ども2人(長男と二男)ということになります。

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投稿者 星原法律事務所 | 記事URL

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